天たつの「干うに」は1kgあたり20万円以上する、バフンウニだけで作られた大変贅沢で濃厚美味なお酒のおつまみ。
店頭なでどで試食をお出しして、初めて干うにを食べるお客様の感動のお顔を拝見するのが、いつも嬉しくなる一品です。
【美味しい食べ方】
コロコロとしたバフンウニの形がそのまま干しあがって仕上がっていますので、指で摘んでお酒を飲む際のおつまみとしてお召し上がりいただくと良いです。
塩加減は薄めに仕上げてあり、ウニの甘味と深いコク、濃厚な旨味をお楽しみ頂けます。
チーズとの相性がよくハードタイプのチーズを薄くスライスし、その上に干うにをのせて、冷えた白ワインやスパークリングワインとお楽しみいただくと抜群に美味。
もちろん日本酒との相性もよく、またウニの自然な甘味が際立っているため贅沢なお茶菓子としても至極良いです。
【価格の理由】
バフンウニの生ウニを軽く加熱し、その後に干しあげて作るため、生うにの時の大きさ重量から半分以下にまで小さく、そして旨味と甘味は倍以上に凝縮されます。
干うにに使えるバフンウニは限られた浜でしか取ることのできない甘味濃い良質で大粒のバフンウニ。
その浜のバフンウニは価格も高く、しかも希少です。
このバフンウニは本当に美味しいため、調味は一切せず、バフンウニの本来持っている甘味と旨味と深いコクを引き出すために少々の塩だけで美味しさを最大限に引き出し、干うにを仕上げています。
【干うにの由来】
元来、浜の漁師や海女の食べ物として古くは明治の頃から福井にありました。
浜の人達がバフンウニをとり、海水を沸騰させてその中に殻ごとバフンウニを入れて、茹で上がったら殻を割り、天日でウニを干して作られていました。
当時から贅沢なお酒のおつまみでした。
しかし、昭和の戦時中に贅沢品が軍部によって禁止されていく中で干うにも製造の禁止令が出され、以来50年以上作られることがなく、幻のウニとなっていました。
ちょうど7年前に天たつ11代目天野準一とその父である天たつ10代目天野吉壹が、9代目より製法を聞いていた干うにを試しに作ったところ、あまりの旨さとうにの甘味の広がりに感激。
それから1年ほど試行錯誤をして製造販売をはじめました。
ご自宅でのワインやお酒のおつまみに、またお贈り物としても、自信を持っておすすめしたいウニの一品でございます。