2018年天たつの「ずぼかに」もいよいよ季節も終盤となってまいりましたので、最終便のご案内をさせていただきます。
_ずぼかに(ずぼ蟹)とは_
脱皮したての若いオスのズワイガニのことをズボカニと呼びます。
水蟹などともいわれることもあり、足だけを食べるジューシーな食感の甘味濃い蟹の一品です。
脱皮したてのため関節が固まっておらず、ゆでたときに蟹の頭の部分には水が入ってしまうため蟹の頭はついておらず、福井では10本ある蟹足だけの姿で食卓に並びます。
食べ方はとても簡単。
天たつから賞味期限2日での冷蔵にてお送りをさせていただきますので、箱からズボカニを取り出していただき、薄い塩水で塩ゆでしてありますので、殻から身を取り出してそのまま食べるだけ。
脱皮したてということもあり殻が薄く手で簡単に割ることができ、うまくいけば殻から身が「ズボッ」と抜けます。
実はこれがズボカニと言われるゆえんでもあります。
ただ、うまく身が抜けないことも多いので、先に包丁で縦半分に割っておくと食卓で食べやすいかと思います。
_すぼ蟹の食べ方_
このずぼかにの食べ方でまずはお勧めなのはそのままぱくりと食べるやり方です。
蟹の甘味とジューシー感を十分に味わっていただけるかと思います。
ほかに、バルサミコ酢を軽く振りかけて食べてもさっぱりとして美味しいです。
あとは洋風のアレンジとしてオリーブオイルと塩をかけて食べても美味。
もし蟹の身が残りましたらその蟹身をつかって蟹トマトクリームパスタなど作っていただいても最後まで美味しくお召し上がりいただけるものと思います。
例年2月頭頃から3月頭ころまでの旬となりますので、今期はいよいよ最終のご案内となります。
まだお召し上がりいただいていない方にも、もうお召し上がりいただいた方にはももう1ハイ、この時期限定の蟹をお楽しみいただけたら嬉しく思います。