年末年始の大切な家族が久しぶりに集まる夜に、久しい友人とお酒を飲みかわす宴の席に、天たつの酒肴御節九品膳は9種の美味珍味がぜいたくなおもてなしを演出いたします。
天たつの酒肴御節九品膳は酒の肴ばかり9種類を約2人前ずつ集めたお酒の肴の詰合せです。
年末年始に人を招くお酒の席でぜひお使いいただけたらと思います。
この時期、お歳暮の贈り物としてもお勧めの一品です。
今回「酒肴御節九品膳 極(きわみ)」と「酒肴御節九品膳 贅(ぜい)」の2種類ご用意いたしました。
「酒肴御節九品膳 極(きわみ)」は日本三大珍味(汐雲丹、このわた、からすみ)を中心に天たつの人気のお酒の肴を少しずつ詰め合わせた御膳になります。
「酒肴御節九品膳 贅(ぜい)」は越前仕立て汐雲丹や汐雲丹を使ったうに漬けなど雲丹を中心としたお酒の肴の御膳となります。
どちらも2、3人でお酒を飲まれる際にたべていただくと、ちょうど良い量かとおもいます。
大切なお酒の席に、思いを込める御歳暮にお使いいただけましたら幸いでございます。
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【酒肴御節九品膳 極(きわみ)】
越前仕立て汐うに15g、このわた40g、からすみ3枚、いか糀漬け50g、かにの華15g、へしこ酒あらい30g、甘海老昆布〆5尾、いか黒作り50g、焼きいかへしこ30g
9,720円(税込)
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【酒肴御節九品膳 贅(ぜい)】
越前仕立て汐うに15g、数の子うに漬け30g、あわびうに漬け30g、甘海老うに漬け5尾、かにあし甘酢漬け30g、平目昆布〆40g、あわび昆布〆25g、ふぐこ粕漬け1/3腹、ぶりヅケ30g
16,200円(税込)
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天たつが今冬販売を始めました「ぐちかまぼこ」の美味しさの秘密はつなぎを使わず「ぐち」という魚の身と塩と熱だけで歯ごたえを生み出すその作り方にあります。
ぐちかまぼこを作るとき、まずは大きな寸胴鍋に冷水と魚の身を入れ魚の身からでる余分な脂を何度もすすぎます。
それから機械を使い圧力をかけ水分をしぼります。
通常カマボコを作るときは芋や卵を混ぜてすり身を固める「つなぎ」にするのですが、天たつの蒲鉾は一切つなぎを使わず塩と熱だけでぷりぷりとした歯ごたえを作ります。
微妙な塩加減と丁寧さが求められます。
つなぎを使わないで魚の身だけで作ったすり身は大変硬く、伸ばして形を整えるのも技術が必要です。
そんなしっかりとしたすり身を形を整え蒸しあげて作る天たつの「ぐちかまぼこ」。
実は昔の蒲鉾はみんなこんな味だったみたいです。
もともとある製法とほとんど変わらない作り方で作る蒲鉾の味はとっても美味しいもの。
御正月の一品として、また天たつの越前仕立て汐雲丹をつけて食べていただくと大変おいしいお酒の肴になりますので、ぜひお試しいただけたらと思います。
だんだんと年末に向けて寒さも増してきました。
福井では12月初旬に少し雪が降ったくらいで、まだ雪は積もるほどは降っておらず冷たい雨が降っています。
しかし、雨のたびにみぞれが混じったり霰(あられ)が降ったりと寒さが少しずつ増してきているのを肌で感じます。
霰、みぞれがふる夜には家族そろって温かい食卓を囲むのが一番。
心も体もあったまります。
そんな時にお勧めしたい、天たつの炊き込みご飯の素「天然あわび飯の素」を今日はご紹介いたします。
先日我が家でも試食という事で炊いていただきました。
中にはあわびのスライスした身と肝が入っており、炊き上がったご飯にはあわび特有の磯の香りがうつって食が進みます。
子供たちにも好評で、おかわりをするぐらいでした。
家族で食卓を囲み温かな食事を食べれる幸せはなににもかえがたいもの。
この「天然あわび飯の素」で温かなご家族の食卓に花が添えられたらとても嬉しく思います。
この時期とれた天然ぶりをサク(ブロック)
この「天然ぶりたたき」は脂が焼けた香ばしい美味しさと、お刺身の美味しさ、
特製ぽん酢がついていますのでそちらをかけてお召し上がりいただけたらと
毎年1月頃に販売を開始していました「天然ぶりたたき」「天然ぶりづけ」などの天然ブリを使った商品ですが、今年は少し早目の12月にとれたのでご案内も早めにさせていただきました。
ただ年末のため例年に比べ価格は少し高めになっております。
1月に入りますと価格も落ち着いてくるかと思いますのでその時はまたお値段を変えてご案内をさせていただきます。
話は変わりますが冬の日本海というのは本当にすごいものです。
私も冬の時期に海に行くことは少ないのですが、
福井の海岸線は山が迫っており、
福井に住む私としましてはぜひ、
もちろん海岸沿いなど危険なところには行かずに、
その海の、凪いだ(おさまった)
とってきた冬の日本海の魚、越前蟹は、
ぜひ年末年始のお酒の肴にお召し上がりいただけましたらと思いま
蒲鉾といえば年始には欠かせない食材の一つかと思います。
「かまぼこを買うならこの店」
という風に決められている方もいるのではないでしょうか。
そういう方にも一度ご検討いただきたい天たつの新商品「ぐちかまぼこ」のご紹介です。
今年の冬より販売を開始いたします天たつの「ぐちかまぼこ」は皆様が新年を迎えられる際の食卓に、また普段のお酒を飲まれる席に、「美味しい!」の声を咲かせられるものであると思います。
今回販売を開始いたします「ぐちかまぼこ」はつなぎを全く使わず「ぐち(いしもち)」という魚の身をすり身にし、昔の作りに準じて作った大変魚の味濃く脂の旨味を感じることのできる蒲鉾です。
これまでカマボコを美味しいと思ったことの無い方にはぜひご賞味いただけたらと思います。
きっと、
「蒲鉾ってこんなに美味しいのか。」
と思っていただけるのではないでしょうか。
今回この蒲鉾を販売するに至ったのも実は、
「ぜひ越前仕立て汐雲丹と合わせていただきたい」
と思ってのことでした。
汐雲丹と合わせるのはお酒、ご飯が美味しいかと思うのですがいかんせん汐雲丹はボリュームが小さいものになります。
塩も濃いのでたくさん食べれないという事もありますが、お酒の肴にする際に少しボリュームを出せないかと考え今回の「ぐちかまぼこ」に考えがいたりました。
ぐちかまぼこに汐雲丹を載せて食べていただくと、それはもう美味しいお酒の肴になります。
カマボコの甘みと汐雲丹の磯の香りがちょうどよく、お酒が進みます。
私でしたら、辛口の純米酒を熱めの燗につけて一緒にいただきたいところです。
皆様も年末年始のお気に入りのお酒と共に、「越前仕立て汐雲丹」と「ぐちかまぼこ」をぜひお試しいただけたらと思います。
現在福井の海で水揚げされている、冬の味覚「せいこ蟹」。
福井で越前蟹(えちぜんがに)と言われるズワイガニのメス蟹の事を「せいこ蟹」と呼び、地元では昔から食べられています。
昔たくさんとれていたころなどはおやつとして食べられていた、というほど福井ではなじみのある蟹。
足など身肉はオスのズワイガニに比べると細く少ないのですが、せいこ蟹しか持たない「内子(卵巣)」、「外子(卵)」が非常に美味。
内子、外子、そして剥いた身を一緒にして、酢醤油をかけて食べると、それはもう美味しいものです。
ただ、初めて食べる方はどうやって食べるのかわからないのではないかと思います。
そこで、今日はせいこ蟹の食べ方をご案内いたします。
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【せいこ蟹の食べ方】
①せいこ蟹を裏むけにして「前掛け(外子を守るための腹側の柔らかい甲羅)」をはずし、外子(蟹の卵)を取り出します
②甲羅に指をかけて胴体から甲羅をはがすと、「カニみそ」やオレンジ色の「内子(卵巣)」がついており、これらが非常に美味です。胴側についたものも甲羅に集めてください。
③足は一本ずつ縦に包丁で割り身を箸の先などで甲羅に落とし、胴についた身も箸の先などでおとします。
④酢2:醤油1の割合で作った酢醤油を少したらし、お召し上がりください。
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せいこ蟹のさばき方はとっても簡単で、1匹やると2匹目はあっという間にさばけてしまいます。
天たつではご注文いただいたせいこ蟹の箱の中に写真付きのもっと詳しいさばき方の説明書も入れておりますので、まだ食べたことがない方、興味をお持ちの方は是非お試しいただけたらと思います。
寒い冬の時期、せいこ蟹が家族の温かい食卓を彩るものであればこんなに嬉しいことはありません。
ただいま天たつでは2013年度の新物コノワタのご予約を受け付けております。
今年はナマコの生育が遅く新物コノワタは12月20日頃のお渡しになるかと思います。
コノワタをご存じでない方もいらっしゃるかと思うのですが、この食べ物はお酒を飲まれる方にはぜひお勧めしたいお酒の肴。
作り方は昔から変わっていません。
ナマコの腸を取り出し、真水できれいに洗って塩漬けし熟成させて作ります。
江戸時代のころには越前の汐雲丹、長崎のカラスミと並び日本三大珍味の一つとも言われ、江戸幕府将軍家や宮家などへの贈り物として使われていました。
このナマコの腸はひも状の細長い形。
コノワタとお酒を楽しまれるときは、まずツルンとコノワタを口に入れて、良く噛みます。
かみしめるほどに旨味が出てくるといいますか、本当に磯の旨味濃い珍味です。
コノワタを一すすり口に入れ、お酒を2ハイ、3ハイといただき、またこのわたをツルンと口に入れる。
新物限定で30g竹筒に入れて販売をしているのですが、それだけあればお好きな方であればお酒が一升飲めてしまうほどお酒との相性は抜群です。
新物はナマコの腸がプリッとしていて香りが大変良いので、新物の海鼠腸(このわた)を待っている方もいらっしゃるかと思います。
年末年始ご家族やご友人と、新物このわたを肴に美味しいお酒をお楽しみいただけたら幸いです。
天たつではここ近年1月に、天然ぶりを使った商品のご紹介をしていましたが今年は少し早目に年末便として「天然ぶりづけ」の販売を始めました。
この寒の時期、天然ぶりは脂をたっぷりともち海の中を泳ぎます。
冬の日本海は大荒れの海で、その中でもまれながら育つ天然ぶりの美味しさは格別。
その脂ののった天然ぶりを醤油をベースにしっかりとダシを取って甘く仕立てた「づけたれ
」に漬け込み仕込んだ商品が天たつの「天然ぶりづけ」となります。
トロリとした脂の旨味とたれの甘みが相まって大変美味しいものに仕上がっております。
今回2013年12月20日までにご予約いただいた方には12月31日にお届けする、「年末特別便」を企画しております。
御正月は御節などにしても加工食品を食べることが多いかと思うのですが、人が集まるときにこそ美味しい生のお刺身で食べる「天然ぶりづけ」をお楽しみいただけたらと思います。
天たつの炊き込みご飯の素は味付けはとてもシンプルで、お酒と醤油と昆布、そして素材の旨味のみです。
今冬新発売いたしました「貝柱飯の素」もまさに素材の味を生かした炊き込みご飯の素。
この商品、二合のお米と一緒に炊いていただくだけで美味しい炊き込みご飯ができるのですが、中身は「生ほたて貝柱」「お酒・醤油・昆布が入ったおダシパック」そして「貝柱の戻し汁」です。
中華やいろいろなお料理でダシとしてもつかわれる、干し貝柱を水につけてもどした残りの「戻し汁」を入れております。
炊いているときの香りも大変香ばしく、お部屋に磯の香りが広がります。
炊き上がりは帆立貝柱もホクホクとし柔らかで、潮の香りが鼻の奥に広がり、とても美味しい炊き込みご飯になります。
寒い冬の夜に、ご家族で食卓を囲んで「貝柱飯の素」の炊き込みご飯をお召し上がりいただけたら大変幸せです。
お酒の肴を1~2人前の少しずつ、9品集め御膳に入れた「酒肴御節膳九品」。
今冬の酒肴御節膳九品は、天たつの今ある商品や御節膳オリジナルの品を9種、9マスの御膳に詰合せたものが「壱の膳」「弐の膳」「参の膳」の3種類。
前回ブログで「酒肴御節膳 壱の膳」の紹介をさせていただきましたが今回は「酒肴御節膳 弐の膳」の紹介をさせていただきます。
【酒肴御節膳九品 弐の膳】
「あわび昆布〆」
福井、石川の磯でとれた天然のあわびを耳たぶくらいまで柔らかく蒸しあげそれをスライスし、昆布でしめました。あわびのさっくりとした食感と磯の香り、そして昆布の旨味がきいた一品。ワサビだけつけてお召し上がりいただくとより美味しさを感じることができるかと思います。
「いくらうに漬け」
北海道でとれた国産のいくらを、天たつの越前仕立て汐雲丹(しおうに)を少し甘めに調味したものと和えて仕込みます。汐雲丹の旨味といくらのプチプチとした食感と甘みが絶妙。お酒の肴に、またご飯にかけて食べていただいても美味しいです。
「甘えびうに漬け」
福井でとれた天然の甘えびの殻をむき、剥き身と天たつの越前仕立て汐雲丹(しおうに)を少し甘めに調味したものと和えて仕込みます。甘海老の甘みと汐雲丹の磯の香りが相まって大変おいしい肴に仕上がりました。
「貝柱西京焼き」
北海道でとれるホタテの貝柱を京都にある老舗の西京味噌と福井の地酒の酒粕を合わせた合わせ味噌に漬け込み旨味を熟成させます。じっくりと味を作り上げた貝柱を香ばしく焼き上げ作りました。
「ばちこ」
北陸に昔からある高級珍味。冬の時期にナマコが持つ卵巣だけを集め、一本一本紐にかけて何日もかけて乾燥させます。海の旨味の凝縮したもので、そのまま食べていただいても良いのですが、少し炙って食べていただくと香ばしさが出てさらに美味となります。
「ごまめ」
小魚をカリッと炒り、ピーナツ、くるみ、ごま、を加えた天たつ独特の甘いタレを絡めて作りました。正月には定番の一品。
「ふぐ子粕漬け」
フグの卵巣を糠に2年以上漬け込むことにより毒素を分解して食べれるようにした北陸の珍味。粒粒とした食感と独特の旨味をもつふぐの糠漬けを酒粕に漬け込んでマイルドな味わいに。そのままお酒の肴にどうぞ。
「焼き鯖へしこ」
福井の伝統的な保存食「鯖へしこ」。しっかりと塩を入れ、糠に1年以上つけこみ熟成発酵させて作る食べ物で、塩辛い中に独特の旨味を持ちます。この鯖へしこを香ばしく焼きました。そのまま少しずつ食べながらお酒をいただくと大変おいしく、またお茶漬けなどに入れていただいても美味です。
「数の子粕漬け」
北海道でとれた国産の数の子を甘めに調味した酒粕「甘粕」に漬け込み旨味を熟成させて仕込みました。ポリポリとした食感と甘粕のマイルドな旨味を味わえます。お酒の肴に最適です。
天たつの酒肴御節膳九品を、皆様の御正月のお酒の席にお使いいただけますと幸いでございます。
福井の冬の美味魚に「若狭かれい」があります。
江戸時代のころから福井は若狭から京都への物流が活発になりました。
当時は若狭から入る魚介産物は大変美味しいと喜ばれており、皇室、宮家の方々の食べられるものとして献上をしてきました。
そのころに地方の名産などを書かれた書物「日本山海名産図絵」の中で若狭かれい一夜干しのことをこう褒められています。
「淡乾の品多しとはいえども是天下の出類、雲上の珍美ともいうべし」
今でも福井県から皇室へ毎年時期になると若狭かれいの一夜干しを献上しています。
若狭かれいは身が透き通るように白く、鰈類独特の臭みもなく、一夜干しにすると大変香り良い、旨味甘みバランスのとれた美味しい干物になります。
この若狭かれい、一夜干しも大変美味しいのですが、天たつでは今冬昆布〆にしました。
若狭かれいの香りを昆布で閉じ込め、昆布の旨味を〆込んだ「若狭かれい昆布〆」。
旨味濃い味と昆布の自然な塩気があるので、醤油など付けずにワサビだけつけてお召し上がりになることをお勧めしています。
より一層若狭かれいと昆布の旨味をお楽しみいただけるのではないかと思います。
天たつの「若狭かれい一夜干し」と「若狭かれい昆布〆」でご満足いただけるお酒の席をお手伝いできましたら幸いです。
2013年冬に天たつで販売しますお酒で福井の酒蔵一本義久保本店さんの「斗瓶囲い熟成大吟醸酒 一朋」というお酒があります。
こちらは一本義久保本店さんのお酒の中でも上級クラスのお酒。
今冬そのお酒を皆様にお知らせするかを考えて相談する中で一本義さんから「これがお勧めです」といわれ紹介されたのがこの「一朋」というお酒でした。
私がこのお酒と出会ったのは1年ほど前でしょうか。
初めて飲んだ時の衝撃は忘れがたい物があります。
とろりと甘く、爽やかな酸味が伴い、鼻に抜けるお酒の香りの心地よさは天に上るがごとく、と申しましょうか。
毎晩のようにお酒を飲む酒飲みの感想ですので皆様に同様に感じていただけるかはわかりませんが、大変おいしいお酒かとは思います。
御正月に、酒蔵さんもワイングラスで飲まれることをお勧めしているような香り良いお酒ですのでクリスマスなどにもお飲みいただけましたら大変嬉しく思います。
天たつでは毎年夏と冬に福井の酒蔵さんのお酒を一種類だけご紹介させていただいております。
夏は丹生酒造さんの「飛鳥井大吟醸酒」で、あちらも大変良いお酒でした。
福井には本当に美味しいお酒が多く、ぜひ全国の皆さんにも知っていただけたらと願っております。
TEL: 0776-22-1679
FAX: 0776-25-1865
天たつ 若女将天野雅代です
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