天たつの「雲丹塩(うにしお)」は塩の強い越前仕立て汐雲丹と汐雲丹を作る際にでる液体「雲丹醤(うにひしお)」を合わせて乾燥し粉状にしたウニの調味料です。
この雲丹塩のお料理への使いかたのアイデアを天たつの従業員のみんなの中から集めてみましたのでご紹介します。
一部は作ってみましたが、すべて作ったわけではないのですがなかなか面白いアイデアも出てきました。
********************************
【雲丹塩の使用方法アイデア集】
・天ぷらの塩として
・野菜スティックにつけて
・バターと絡めて長芋とソテー
・ダシでといて即席スープ
・塩焼きそばの塩として
・パスタにかける
・ホワイトソースの味付けに使う
・オムレツにふりかける
・海鮮野菜炒めの味付けに使う
・オリーブ油と酢とあわせてドレッシングにする
・バニラアイスにかける
・食パンを油でいため振り掛けてラスクにする
・ヨーグルトにかける
・お豆腐にかける
・長芋の短冊とダシで和える
・お鍋の最後のひと塩に
・たこ焼きの味付けとして
・ペペロンチーノにかける
・シーフードサラダの隠し味に
・海鮮スープの隠し味に
・おかゆにかける
・きゅうりの浅漬けの塩に
・アナゴの焼き魚にかける
・シンジョに練り込む
・焼いた海老にかける
・焼きイカにかける
******************************
いろいろな使い方が想像できました。
雲丹塩は塩気とウニの旨味が特徴の調味料です。
海鮮物、もしくは淡白な味のものに良くあうような気がします。
ぜひ皆様もお料理に雲丹塩をお試しいただけましたら幸いでございます。
ちなみに、
最近の新商品「粉雲丹(こなうに)」となにが違うのかといいますと、一番の違いは塩の強さです。
粉雲丹は越前仕立て汐雲丹を乾燥粉砕したものになりますので塩気も薄目で汐雲丹の旨味凝縮した仕上がりとなっています。
雲丹塩の方は調味料として作っていますので塩気が強く、雲丹醤の香りもありお料理へのエッセンスとしては面白いものになるかと思います。
それでは昨日に続きまして猪名川様よりお寄せいただいた天たつの粉雲丹(こなうに)レシピのご紹介です。
今回のレシピは本格的な海鮮クリームソースのレシピとなります。
それではこちらをどうぞ。
*******************************
~ホタテ貝とマッシュルームの粉雲丹を使った海の幸ソース~
【材料】
粉雲丹・・・小さじ2
お刺身用ホタテ貝・・・100g
マッシュルーム・・・60g
アサツキ・・・2本
生クリーム・・・100ml(脂肪分35%)
薄力粉・・・少々
無塩バター・・・10g
パルミジャーノチーズ・・・おろして小さじ2
塩コショウ・・・少々
白ワイン・・・大さじ1
【作り方】
①そぎ切りにした帆立貝は塩コショウを少々振って、かるく薄力粉をはたく
②マッシュルームを食べやすい大きさに切る
③フッ素加工のフライパンを中火で熱してバターを溶かして、マッシュルームと帆立貝をいため、少々塩こしょうをふり、白ワインを加えてアルコールを飛ばして皿にとる。
④③のフライパンに生クリームを加え、弱火にしてパルミジャーノチーズと粉雲丹を入れてとろみがつくまで加熱する。味を見て足りなければ塩コショウをする。
⑤帆立貝とマッシュルームを戻し、ソースに絡めて皿に盛る。小口切りにしたアサツキをかけて完成。
*************************************
濃厚な海の幸ソースの完成です。
トーストなどと一緒にお召し上がりください。
今回もワインと一緒に楽しめそうなお料理をお寄せいただきました。
本当にありがとうございました。
粉雲丹の美味しい食べ方「ホタテ貝とマッシュルームの粉雲丹を使った海の幸ソース」、どうぞお試しくださいませ。
前回、粉雲丹(こなうに)をご購入いただきました猪名川様より粉ウニレシピをいただき、これまで「バター風味の粉雲丹と大葉のパスタ」「粉雲丹ピラフ」をご紹介させていただきました。
そして第三弾となる今回はワインにぴったりの逸品をご紹介いただきました。
その名も「カリッとおいしい粉雲丹とパルミジャーノのトースト」です。
それではレシピをご覧ください。
***************************
~カリッとおいしい粉雲丹とパルミジャーノのトースト~
【トースト一枚分の材料】
・粉雲丹 小さじ2
・サンドイッチ用パン 1枚
・無塩バター 5g
・パルミジャーノチーズ おろして小さじ2
【作り方】
①パンにバターを塗り、おろしたパルミジャーノチーズをふる
②粉雲丹をふりかけ、魚焼きグリルかオーブントースターなどで焦げ目がつくまでやく
③ワインと共に召し上がれ
*********************************
今回も作り方はとっても簡単。
お気に入りのワインをご用意いただき、お試しくださいませ(^^)
そしてレシピ第4弾は「ホタテ貝とマッシュルームの海の幸粉雲丹ソース
」を次のブログでご紹介させていただきます。
濃厚な海の幸のソース。
こちらもお勧めですのでどうぞご覧くださいませ。
今回も粉うにレシピをお寄せいただきました猪名川様に心より感謝申し上げます。
天たつの「海老塩(えびしお)」は越前港でとれた甘えびのミソに塩だけを練り込み、乾燥粉砕した甘えびの旨味の凝縮した調味料です。
甘えび一匹からだいたい1g程度しか取れないミソを集め、そこに塩を入れて練り込んでいきます。
甘えびのミソは鮮度が命で、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが頭付の甘えびも取れた翌日には頭の部分が黒く変色してしまい食べれなくなってしまいます。
鮮度の良い状態で集めた甘えびミソだけを使い仕込む海老塩。
鮮度の良い甘海老ミソはとても良い香りがします。
塩とよく練り合わさったら乾燥し、粉状に粉砕します。
甘えびの香ばしいかおりと、旨味を併せ持つ「海老塩」の出来上がりです。
海老を使ったクリームパスタの仕上げに、海鮮グラタンや海鮮リゾットに、海老のおすまし汁にかけても香り良いですし、スペイン料理の海鮮アヒージョに入れてもとっても美味。
もちろんそのままご飯に少しふりかけてエビごはんとして食べても美味しいかと思います。
いろいろなお料理にお使いいただけるエビミソの調味料「海老塩」をどうぞお試しくださいませ。
今年も福井のバフンウニ漁は7/20に解禁し、7/21頃から浜の海女さんたちが海に潜りバフンウニを取り始めています。
ここ数日浜を回っては海女さんと話をしています。
今のところ昨年同様数は少ないながらも型の良いウニもあがっております。
早速できてきた新物の越前粒うに(越前うに)を味見したところ、何とも美味しいものでした。
私自身越前仕立て汐うにが好きで、この新物の時期はワクワクするのですが、毎年新しい感動を覚えます。
新物は一年に一度の贅沢です。
その時、その年にしか味わえない味、香りを楽しめます。
まだ皆様にお渡しするほどの量もそろっていないためご案内はできませんが、今年もおそらく8月第一週頃にはご案内をできるかと思います。
越前粒うにのご予約販売は開始しておりますのでご予約いただき少々お待ちいただけますと幸いでございます。
ちなみに越前粒うにとは福井でとれたバフンウニだけを使った越前仕立て汐うにのことで、毎年8月の初旬から中旬にかけての2週間ほどだけ販売する時期の物になります。
塩を薄く仕込んでおり、雲丹の旨味と磯の香りがとっても濃く、また練り込む前の粒粒した状態のままお渡しになります。
通年で販売しております国産の越前仕立て汐うにとはまた一味違う美味しさをお楽しみいただけます。
この時期だけの味となります越前粒うにをどうぞお買い求めくださいませ。
先日ご紹介しましたテーブルコーディネーターの猪名川様より粉雲丹(こなうに)の新たなレシピをお寄せいただきました。
いつも本当にありがとうございます。
今回もとっても美味しそうなお料理レシピで、しかも余った冷ごはんで作れるという手軽さもとっても魅力的なレシピかと思います。
******************************
~残りご飯で粉雲丹ピラフ~
【材料】
粉雲丹・・・大さじ1
ご飯・・・お茶わん2杯分
しし唐・・・1本
ニンジン・・・10g
玉ねぎ・・・20g
生シイタケ・・・1/2枚
無塩バター・・・10g
塩・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々
【作り方】
①
野菜(しし唐は種を取る)と生シイタケは大きめのみじん切りにしておく。(ニンジンは柔らかくしたい場合は電子レンジで加熱する)
②
フッ素加工温フライパンを中火で温め、少量のサラダ油を加えて①をいためる。軽く塩コショウをふる。
③
バターを②に加えとかして、電子レンジで温めたご飯を加えて炒める。
④
塩コショウを入れて炒め、皿に盛る。粉雲丹をふり掛けてお召し上がりください。
****************************************
具材はいろいろと変えられそうで、冷蔵庫に残っている野菜などや前の晩のご飯、そして天たつの粉雲丹があれば作れそうなレシピだと思います。
先日の「バター風味の粉雲丹と大葉のパスタ」とご一緒にどうぞお試しくださいませ。
月刊「たる」に越前仕立て汐うにを掲載いただきました。
そのコーナーは夏の燗酒についてのお話を書いたコーナーで、燗酒に合う肴ということでご紹介をいただきました。
夏に燗酒というのはイメージがなかったのですが、書いてある記事を読むとなるほどと思うところが多々あります。
暑いときこそ暑いお茶を飲むとよい、というのと同じ話しで暑い夏に温かい飲み物を飲むということは体にとって優しいことのようです。
冷たいものばかり飲んでいると暑い夏でも体が冷えてしまい、思わぬところで体調を崩してしまうこともあります。
そんな時に温かい燗酒を飲むことで夏の暑い中で疲れた体を内側からじんわりと温めて疲れを癒す。
さらに温かいお酒はアルコールの吸収が早いため飲みすぎも防げて、また口の中の旨味を感じる部分も刺激し料理の美味しさを引き立てる、という効果もあるようです。
ちなみに燗酒といってもいろいろな種類があるのはご存知でしょうか。
「熱燗」という言葉を聞かれることがあるかと思いますが、実は熱燗は燗酒の種類の一つ。
以下にお酒の温度帯による種類を書きます。
飛び切り燗 55~60℃
熱燗 50℃くらい
上燗 45℃くらい
ぬる燗 40℃くらい
人肌燗 35℃くらい
日向燗 30℃くらい
常温 20~25℃
涼冷え 15℃
花冷え 10℃
雪冷え 5℃
以上がお酒の温度帯による呼び方。
なんとも呼び名が良いですね。
私も夏はもっぱら冷やしたお酒をいただいておりましたが試してみようと思います。
よろしければ「夏の燗酒」お試しくださいませ。
このたび天たつの粉雲丹(こなうに)をお買い求めいただきましたテーブルコーディネーターの猪名川様より粉雲丹を使ったレシピをお寄せいただきましたのでご紹介させていただきます。
************************************
~バター風味の粉雲丹と大葉のパスタ~
「材料2人分」
・粉雲丹・・・大さじ1
・スパゲッティ―ニ・・・160g
・無塩バター・・・15g
・大葉・・・2枚
「作り方」
①ボールに室温で柔らかくした無塩バターを入れておく
②鍋に水を2リットルいれて沸かし、20gの塩を入れてパスタをゆで時間より1分早めにざるにあげ、素早く①のボールに入れる
③無塩バターとパスタを混ぜ合わせ、味を見て足りなければ塩を少々加え、粉雲丹と大葉のみじん切りを混ぜて皿に盛る
*********************************
猪名川様、このたびは本当にありがとうございます。
このレシピを数日前にいただいて、まだ作れていないのですが私も個人的に近々作ってみます。
作りましたらまたご報告いたします。
皆様も「バター風味の粉雲丹と大葉のパスタ」ぜひお試しくださいませ。
猪名川様のフェイスブックページには他にもいろいろなレシピがのっていましたのでよろしければそちらもどうぞご覧になってください。
今週の福井新聞様広告にも出させていただく予定ですが、ただ今干うにと粉うにが品切れのため、お渡しが来週の7/25以降頃からとなりますことどうぞご了承いただけましたら幸いでございます。
このたび天たつのウニふりかけ「粉雲丹」を大阪ほんわかテレビ様にご紹介をいただき、そして同時に福井新聞様にもご紹介をいただき、たくさんのご注文をいただきました。
本当にありがとうございます。
現在仕込みをフル稼働で進めております。
ただ、粉雲丹を仕込むのに1週間ほどかかるためお渡しが来週になってしまいます。
ただ今ご注文いただいております皆様には本当にご迷惑をおかけいたしますがなにとぞご容赦いただけたらと願っております。
これよりご注文いただきます皆様にも来週から順次お渡しをさせていただきますので、ご予約をいただけましたら幸いでございます。
粉雲丹と同じくバフンウニ原料の干雲丹も現在品切れのため、こちらも来週からのお渡しとなりますことご了承いただけたらと願っております。
製造が間に合わず本当にご不便おかけいたしますがなにとぞご容赦いただきますようお願い申し上げます。
天たつの粒雲丹(つぶうに)とは福井でとれたバフンウニだけを使い、甘塩で仕込んだ磯の香り濃い8月初旬から中旬まで限定販売の越前仕立て汐雲丹のこと。
天たつの粒ウニは例年8月の初旬から販売を開始し、お盆を過ぎたころには販売を終えます。
その味は通年で販売しております越前仕立て汐うによりも塩が薄く、とれたての新物らしい磯の香が非常に豊かで旨味濃いもの。
福井でのバフンウニ漁の解禁が7/20~8月のお盆のころまでという、一年で1か月だけの期間になり、粒うにはその時期にあわせて販売をいたします。
毎年粒うにの時期はご注文をたくさんいただき、発送が間に合わずお待ちいただいてご迷惑をおかけいたしております。
ご予約ご購入いただきました方からお送りさせていただきますので、よろしければ事前にご購入いただけますと幸いでございます。
江戸時代からあります「越前うに」という名前は越前福井でとれたバフンウニを使って作る汐雲丹のことを言います。
弊社で通年販売しています越前仕立て汐うには国産のバフンウニを使い仕込んでいるため、正式には「越前うに」という名前は使えません。
本来の「越前うに」の美味しさを感じていただける期間限定の汐雲丹「粒うに」をどうぞご賞味くださいませ。
7月14日に読売テレビ様で放送されました「大阪ほんわかテレビ」にて天たつの新商品「粉雲丹(こなうに)」をご紹介いただき、現在たくさんのご注文をいただいております。
本当にありがとうございます。
ただ、これまでこんなにたくさんのご注文を一度にいただいたことがないため、このたび粉雲丹をご注文いただいた皆様には少々お待ちいただかねばなりません。
皆様へのお送りは今月末ころになるかと思いますのでどうぞご容赦くださいませ。
今後粉雲丹をご注文頂く皆様にも順次お送りさせていただきます。
ご不便をおかけいたしまして申し訳ございません。
粉雲丹とは日本三大珍味として江戸時代からあります福井の名産「越前仕立て汐雲丹(しおうに)」を乾燥し粉末状に砕いたもの。
もともと汐雲丹をご飯にのせて食べるという食べ方はあるのですが、ねっちりとしたペースト状のためうまくご飯に均一に載せることがむずかしく、汐雲丹の塊を食べてしまうと残りのご飯が味の薄いものに感じてしまいました。
塩ウニご飯をなんとか最後まで美味しく食べられるようにできないかと考え、昔の「粉ウニ」の話とつながってできたのが今回の新商品「粉雲丹」です。
もともと粉ウニという言葉は江戸時代のころからあり、汐雲丹が自然と乾燥し固くなったものをオロシガネなどで粉にしたものをそう呼んでいました。
そのころの粉ウニはお刺身などにかけて食べていたそうです。
今回販売を開始しました粉雲丹は越前仕立て汐雲丹を乾燥し、粉にしただけの汐雲丹の旨味を全部楽しめ、ご飯にまんべんなくかけていただき最後まで塩ウニご飯の美味しさを楽しめるものになっております。
だいたい3g入りの小サイズ一つで5,6杯のご飯を楽しめるくらいかと思います。
先日の大阪ほんわかテレビ様の取材の皆様が福井までお越しくださり、一日かけて取材をしてくださいました。
店内の撮影や商品のイメージ撮影、天たつ社長による商品の説明風景や工場での粉雲丹の製造風景なども撮影いただき、アナウンサーさんには試食をしていただきました。
今回の放送は福井では流れないためまだ見れていないのですが、6分ほど放送でご紹介いただいたと聞いております。
一日の取材で6分の放送企画を作られるとは、本当に大変なお仕事だと思います。
改めまして、このたび本当にお世話になりました大阪ほんわかテレビ様に心より感謝申し上げます。
「のどぐろいしる干し」を香ばしく焼き上げ、天たつの冷やしダシ茶漬け「冷漬け(ひやづけ)」の具材にした「のどぐろいしる焼き冷漬け」という商品があります。
日本海でとれた脂ののったのどぐろをいしる(魚醤)に漬け込み、甘干しにした「のどぐろいしる干し」。
のどぐろは太平洋側ではほとんどとれず「幻の高級魚」とも呼ばれることがある魚で、たっぷりの甘みのある脂が特徴。
そののどぐろを北陸の伝統的な魚醤「いしる」に漬け込み、旨味をしみこませます。
「いしる」は鰯やイカなどを時間をかけて醗酵させてつくる北陸に昔からつたわる調味料で、旨味の塊にような液体です。
微生物と自己消化酵素による熟成を時間をかけてしているため生臭みはありません。
いしるとのどぐろは実は大変良く合う組み合わせです。
いしるの旨味とのどぐろの脂がとってもよくあい、お互いの美味しさを引き立てあいます。
冷漬けは天たつの珍味や魚介を美味しく調理した物を具材にして、昆布とかつおでとった一番ダシをベースにしたダシを冷やし、ご飯にかけて食べる天たつオリジナルの夏の冷食。
のどぐろの旨味といしるの旨味、冷たいおダシのさっぱりとした旨味が何とも言えない一品です。
夏の朝に、お酒をお召し上がりになられた後に、冷たくひやした「のどぐろいしる焼き冷漬け」をお召し上がりになられて、暑い夏を元気にお過ごしいただけたら幸いでございます。
今夏天たつのお勧めのお酒として販売していますお酒で「飛鳥井大吟醸酒」という福井の地酒があります。
このお酒は丹生酒造さんが造る大吟醸酒で香り、旨味、辛さのバランスが非常に良く、私は個人的に大好きなお酒です。
この美味しいお酒がいかにして醸されているか気になったため、昨日丹生酒造さんに伺ってきました。
福井県丹生郡にあります丹生酒造さんは創業300年程になる歴史ある造り酒屋さんで、もともと隣接します八坂神社さんの神主さんの血筋の方が神社へ奉納するお酒を造るためにできた酒蔵さんと聞きました。
八坂神社さんのなかにある「延命の水」という湧水を仕込み水に使い醸す「飛鳥井大吟醸酒」。
昨日は延命の水も飲ませていただいたのですが、とても冷たくほんのりと甘味を感じる澄んだ本当に美味しいお水でした。
蔵の中も見学させていただきました。
歴史を感じるたたずまいで、今はお酒を造る時期ではないのでしんっと静まる蔵内部と、凛とたたずむ神棚が印象的でした。
美味しいお酒を醸すにはやはり理由があるものだと改めて思いました。
福井県丹生郡にある銘酒「飛鳥井」はぜひ一度お召いただきたい福井のお酒です。
天たつで販売しております「銀だら西京漬」は一年を通して人気をいただいている商品となります。
天たつの西京漬に使う味噌は京都にある老舗のお味噌屋さんで作った西京味噌と福井の地酒粕を合わせて作る、福井にしかない合わせ西京味噌。
福井の地酒の吟醸香の香り高い合わせ味噌にしたてておりますので、焼き上がりの香りもこうばしく、甘味も豊潤です。
その合わせ西京味噌に脂ののった銀だらをつけこみました。
銀だらは日本ではほとんど取れない魚でアラスカでとれた銀だらを冷凍にて仕入れます。
脂ののった銀だらを甘味香り豊かな合わせ西京味噌に漬け込むのですが、銀だらは焼くと水分が抜け縮むので生の状態の銀だらを厚めに切っていることもあり、なかなか味がしみ込みません。
時間をかけ、じっくり、じっくり、漬け込みます。
銀だらの身の中まで旨味がしみ込んだ所で真空包装をし製品へと仕上げます。
天たつの銀だら西京漬は合わせ西京味噌をつけたまま焼いていただくことをお勧めしております。
グリルで焼くときなども下にアルミホイルを敷いて銀だらを乗せ、さらに上から合わせ西京味噌をかけて中弱火でじっくりと焼いてくださいませ。
お味噌が焦げやすいため、焼きあがりは表面が少し焦げているかもしれませんがそこだけのぞいてお召し上がりくださいませ。
銀だらはしっとりと焼きあがっており、お味噌も香ばしく、本当に美味しくお召し上がりいただけるかと思います。
ご家庭の食卓でご飯のおかずとして、お酒の肴に、どうぞご賞味くださいませ。
天たつの商品「貝柱うに漬け」はとっても甘味豊かで旨味の濃い、お酒の肴にもご飯にのせても美味しい一品です。
貝柱うに漬けは日本三大珍味の一つでもあります越前仕立て汐雲丹(しおうに)を甘めに調味したものと、国産の天然ホタテ貝柱を干し貝柱にしてまたゆっくりと水で戻したものを合わせます。
ホタテ貝柱独特の甘みが干すことでさらに高まり、天然の甘み豊潤な物となります。
この貝柱を合わせる汐雲丹は国産のバフンウニの生ウニの部分に塩をして水分を抜いたもので、大変磯の香り濃いものになっています。
この二つを合わせることで磯の香、旨味が大変濃厚で、天然の甘みが豊潤な「貝柱うに漬け」が出来上がります。
お酒と合わせていただきますと、お酒が進みます。
ご飯にのせても大変食の進むものかと思います。
贈り物やご自宅使いに、どうぞご賞味くださいませ。
黒作りを初めて見られた方は「この真っ黒なものは食べ物なのか?」「なぜイカ塩辛が黒いのか?」と思われる方も多いのではないかと思います。
桶に入っているイカ黒作りを見ますと真っ黒い液体しか見えません。
これだけ見て「食べ物である」と思われるのはだいぶ想像力が必要です。
しかしこのイカ黒作りは本当に優れた保存食品で、ずっと昔から北陸にある食べ物なのです。
天たつでも何十年も販売をしていますが、いまだにギフトなどにはかかせない人気商品の一つ。
なぜこの黒作りが選らばれるのでしょうか。
まず見た目と美味しさのギャップがあるかと思います。
黒作りは一度口に入れますとその旨味の豊富さに驚きます。
イカの塩辛にイカ墨をいれ熟成させでいるため、通常の塩辛に比べてコクがあります。
昔ながらの作りのため塩はしっかりときいていますが、生臭みもなく、とても美味しいです。
そしてご当地感のある食べ物ということもあるかと思います。
黒作りのような食べ物は他には見たことがありません。
ここ北陸にしかないというのが一つの魅力なのではないでしょうか。
お酒の肴にお召いただけますと幸いでございます。
天たつ夏の冷食「アワビやわらか蒸し冷漬け」は天然あわびを使用した贅沢な冷やしダシ茶漬けです。
「鮑やわらか蒸し冷漬け」は北陸でとれる天然あわびを使います。
この天然あわびを耳たぶくらいの柔らかさまで蒸しあげ、スライスしたものと、スライスした蒸し鮑をもう一度甘辛いタレで煮込んだものが具材として入っております。
天然あわびの旨さを一度に二度楽しめる贅沢な冷漬けです。
おダシは一番ダシをベースにしたさっぱりとした旨味があります。
冷凍にてのお届けとなりますので、食べる前の晩に冷蔵庫に入れるか、もしくは常温で30分くらいで解凍できますので解凍して冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
ご飯に具材であります蒸し鮑と煮あわびをのせて、その上から冷たいおダシをかけてサラサラとお召し上がりいただくと、暑い夏の朝などにも、夜のお酒の跡などにも大変美味しくお召し上がりいただけるかと思います。
夏の期間だけの限定商品であります冷漬けの贅沢な一品「あわびやわらか蒸し冷漬け」をどうぞご賞味くださいませ。
国産のバフンウニの入荷が本格的に始まり、今年も干雲丹(ほしうに)が美味しく仕上がっております。
天たつの干雲丹は2年前から販売を始めた新商品です。
とはいっても干雲丹自体は江戸時代ころからあったようで、浜の人間がバフンウニを海水で茹でて、天日で干しあげて作っていたそうです。
しかしこの干雲丹は歴史の途中で作られるのがいったんストップし、以来数十年作られることはありませんでいた。
それは、太平洋戦争が始まるかどうかという時のことでした。
当時贅沢品を禁止していく流れの中で、干雲丹も贅沢品の指定を受け、製造禁止の命令をいただいたそうです。
それから2年前に復活するまでは口伝のみで伝えられていたまさに「幻の高級珍味」でした。
話しに聞いていた作り方をもとに、今の方の口に合うように作り方を改良し2年前に販売を始めさせていただきました。
この干雲丹、海の香り濃く旨味が凝縮しており、一粒たべればバフンウニの甘みと旨味が口中に広がります。
旨味の余韻が後まで残り、お酒が進みます。
お酒の肴には大変良いかと思います。
夏季だけの販売となります干雲丹。
どうぞご賞味くださいませ。
天たつの越前仕立て汐うにを日経BP様発刊「MOMENTUM」にてご紹介をいただきました。
今回銀座にオープンしたお米を中心とした食のセレクトショップ「AKOMEYATOKYO」さんにご推薦いただき今回掲載いただけることになりました。
ちなみにAKOMEYATOKYOさんの店頭でも天たつの越前仕立て汐うにをご購入いただくことができます。
越前仕立て汐うに(越前うに)は天たつ3代目当主の天野五兵衛が時の越前福井藩主松平治好公より、
「ウニで戦争時に持ち歩ける携帯保存食をつくるように」
との命をいただき開発した品です。
ただ当時は江戸時代で太平の世、戦争などもなく主に江戸幕府や宮家、他藩の大名への贈物として使われておりました。
また、汐雲丹は福井の浜の人たちの年貢として天たつで集めてお城に納めおりました。
ですので明治の時代に入るまでは一般の方の口には入らないものでした。
そんな汐雲丹も明治に入り小売りを始め、たくさんの方にお召し上がりいただけるようになりました。
バフンウニ一個から1gしか作ることができず、そのぶん磯の香りと濃厚な旨味がギュッと凝縮した越前仕立て汐うに。
ご自宅でのお酒の肴に、お中元での贈り物に、男性へのギフトなどにも喜ばれるかと思います。
福井に昔から伝わるへしこを天たつの夏の冷食「冷漬け」に仕立てました。
へしことは魚介に塩を強く入れ、糠に漬けて1年以上保存し熟成発酵をさせた魚介のお漬物です。
独特の香りと旨味があり、炙ってお酒の肴やご飯と共に食べていただくのが美味しいです。
このへしこ、一説には奈良時代からある食べ物とか。
もともとお茶漬けにへしこを焼いて入れるという食べ方はあるのですが、この冷漬けはお茶ではなく冷やしたおダシをご飯にかけて食べていただく「冷やしダシ茶漬け」になります。
カツオと昆布でとった一番出汁をベースに作ったさわやかな美味しさのあるおダシ。
このおダシを冷たく冷やして具材の「焼きへしこ鯖」と共にご飯にかけてお召し上がりいただきます。
暑い夏、食欲のない朝などにもさっぱりとお食事をお召し上がりいただけるかと思います。
福井の伝統の食「へしこ」を天たつの夏の冷食「冷漬け」でお召し上がりいただけます焼きへしこ冷漬けで夏を涼しくお過ごしいただけたら幸いでございます。
TEL: 0776-22-1679
FAX: 0776-25-1865
天たつ 若女将天野雅代です
お気軽にお電話でもメールでもお問合せくださいませ
担当者よりご返信させていただきます