9月より天たつの商品の定期お届けサービス「摘(つまむ)便」を開始いたしました。
ご登録いただいた方に、その月の旬の魚介を使った酒肴、新しく作った商品、などを毎月頭に電話にてご案内し、その電話で気に入れば商品をご購入いただき、その月の20日頃にお届けする、というサービスです。
9月は福井の海でとれ始めた「越前甘えび」の商品「甘えびうに漬け」「甘えび昆布〆」「甘えびべっこう焼き」「越前仕立て汐雲丹(しおうに)」の4品でした。
そして10月は脂ののった「のどぐろ」で作る「のどぐろ昆布〆」「焼きのどぐろいしる干し」「越前仕立て汐雲丹」の3品となります。
のどぐろは「幻の高級魚」といわれるとっても脂ののった魚です。
幻の所以は日本海でしか取れない、ということです。
太平洋側でも一部とれるところもありますがほぼ日本海側で取れることもあり東京や大阪などに出回る量も少なく、それが幻といわれる所以だそうです。
のどぐろが取れるのはこの時期。
ただ今年は数が少なくのどぐろ商品各種を10月にご紹介できるのは摘(つまむ)便にご登録いただいた方のみとなりそうです。
ちなみに11月は「せいこ蟹」をご案内する予定でおります。
福井は本当に季節ごとの美味しいものがあります。
私も一お酒のみとして、季節の巡りが大変楽しみであります。
フリーマガジン「palet」さんに天たつの越前仕立て汐雲丹(しおうに)とウニのふりかけ「粉雲丹(こなうに)」を掲載いただきました。
これからの新米の時期に、お米に合う食べ物という事でご紹介をいただきました。
もともと越前仕立て汐雲丹はご飯にのせて食べるか、お酒の肴で食べるか、というのが主な食べ方です。
炊き立ての熱々ご飯にのせますと熱と湯気で汐雲丹が少し緩みトロリとします。
そこをお箸の先でご飯の上にのばして食べるというのが美味しい食べ方。
しかし、もともとねっとりとしたペースト状のため均等にご飯にまぶすというのが難しいのも事実。
そこを解決したのが「粉雲丹(こなうに)」でした。
粉雲丹は汐雲丹を乾燥し粉状にすりおろしたもので、ご飯にかけて食べていただく贅沢なウニのふりかけです。
粉雲丹であればご飯にまんべんなく振り掛けていただき、お茶碗に入ったご飯を最後まで美味しいウニご飯としてお召し上がりいただけます。
もちろん、もともと汐雲丹をお好きで買われている方はやはり汐雲丹がよいという方もいらっしゃいます。
これからの新米の季節にそれぞれ比べてお楽しみいただけましたら幸いです。
昨日京都高島屋さんで10日間にわたって開催されておりました催事「第34回グルメのための味百選」も無事閉幕をいたしました。
天たつも出店をさせていただいており、たくさんの方にお越しいただきました。
まことにありがとうございました。
今回高島屋さんの催事の告知チラシに「粉雲丹(こなうに)」を掲載いただきました。
例年は越前仕立て汐雲丹(しおうに)を掲載いただいていたのですが、今年の新商品ということとこれからの新米の時期にあわせてご飯のふりかけを、ということでご提案をさせていただきました。
その結果10日間で粉雲丹3g入りが200個程、11g入りが100個程、40g入りも20個ほどお買い上げをいただきました。
本当にたくさんの方に粉雲丹を知っていただく機会をいただけて、大変ありがたく嬉しく思っております。
以前関西のテレビ様に放送をいただいたことを覚えている方もおり、
「前にテレビで見て食べたかった」
とおっしゃって買われていかれました。
粉雲丹は日本三大珍味の一つと言われます「越前仕立て汐雲丹」を乾燥し粉状にすりおろしたもので、ご飯にかけるウニふりかけです。
大変磯の香りと旨味の濃い品で、これからの新米の時期に重宝するかと思います。
まだご賞味いただけていない方は、ぜひ一度お試しいただけましたら幸いでございます。
9月に入り底引き網漁解禁とともに越前港でとれた甘えびがどんどん入荷しております。
昨年より販売を開始しました天たつの調味料「海老塩」をご紹介いたします。
この海老塩は甘えびのミソを集めて作った調味料です。
甘えび一匹からとれるミソは1g程度。
それを頭の部分から絞り出して何千、何万もの甘えびからミソを集めます。
集めた甘海老のミソに塩を練り込み、熟成させ乾燥粉砕し作ります。
この海老塩を作っているとすぐにわかります。作っていると甘えびミソの濃厚な香りが部屋に充満します。
それくらい香り濃く、旨味も濃い調味料です。
この海老塩は調味料としてお使いいただくと良いかと思います。
写真を掲載いたしました「じゃがバターの海老塩かけ」などはジャガイモの野の香りとバターの風味と海老塩のコクが相まって、大変おいしいものになります。
また八宝菜やチャーハンなど中華料理にもよくあいます。
この海老塩一般の方以外にも飲食店様などでもお使いいただいており、スペイン料理店さんではアヒージョやパエリア、ピンチョスなどにお使いいただいています。
もちろん和食にもよくあう調味料で、海鮮系のお料理、お刺身のつけ塩にも相性が良いかと思います。
天たつの作る新しい旨味を、ぜひいろいろなお料理にお試しいただけたらと思います。
天たつの「甘えび飯の素」は甘えびの香りと旨味を余すところなく盛り込んだ贅沢な甘えびの炊き込みご飯のもとです。
「甘えび飯の素」の中に入っているのは、「甘えびの剥き身」、「おダシ」、「甘海老の殻を入れたダシガラ」、の三つになります。
ポイントは三つ目の「甘海老の殻を入れたダシガラ」。
これは甘えびの剥いた頭と殻を香ばしく焙煎し出し殻パックに入れたもの。
使い方は簡単で、まず二合のお米をといでそこにお酒と醤油と昆布が入った「おダシ」を入れて、そのあとに水加減を二合にあわせます。(先に水加減をするとおダシの分ご飯が緩くなるので注意ください)
そしてその上に甘えびの剥き身をのせて、出し殻パックを載せるのですが、その時に出し殻パックは水の上に浮いてしまうとおダシが出にくいので少しだけ指で押して水にしたしてください。
それだけで出来上がりのおダシのでかたが倍以上違います。
あとは炊き上がるのを待つのみ。
炊いている途中の香ばしい甘えびの香りがまた食欲を誘います。
炊き上がりましたら出し殻パックを取り出して、お茶碗によそって熱々をお召し上がりください。
(この出し殻パックも使い終わった後パックから出して、かるく塩を振ってオーブントースターで焼いてお酒の肴に食べても美味しいです。)
秋から春先まで、寒い時期だけお出しする「甘えび飯の素」。
ご家族やご親戚が集まるときにお使いいただけましたら幸いでございます。
福井の海でとれる笹かれいを「若狭かれい」とよびます。
若狭でとれる笹かれいは特に味がよく脂の乗りもよいということで昔から京都や大阪では重宝されておりました。
その若狭かれいの旬は9月から春先までの時期。
ちょうど今からの魚です。
先週末福井の網にかかり、あがってきた若狭かれいを一夜干しに仕上げた「若狭かれい一夜干し」を天たつでは本日より販売を開始いたします。
若狭かれいはカレイ独特の土の香りがなく、とても淡白ながら非常に旨味の濃い魚で、昔からそして今も高級魚として知られています。
この若狭かれいを一番おいしくお召し上がりいただくのはやはり薄目の塩だけで仕込む「一夜干し」。
薄く塩をすることで若狭かれいの旨味と甘味がぐっと増します。
それを身のジューシーさが残るくらいに干しあげます。
表面は乾いているが身の部分は生に近い干物。
ですので天たつでは若狭かれい一夜干しは冷凍販売となります。
焼いてお召し上がりいただけますと、若狭かれいの香ばしい磯の香りと旨味濃い味でお酒の肴にも、ご飯のおかずにも喜んでいただけるものと思います。
旬の「若狭かれい一夜干し」をどうぞご賞味くださいませ。
福井で9月から始まる底引き網漁。
漁が始まると福井県越前港では甘えびが上がり始めます。
この旬の甘海老を新鮮なうちに殻をむき、甘めに仕込んだ越前仕立て汐雲丹に漬けこんで作るのが「甘えびうに漬け」です。
仕込みの際に汐雲丹に漬けこみ、時間をおいて味を確認し何度も汐雲丹に漬けなおします。
天たつの雲丹漬けは何度も漬けなおすことで汐雲丹の旨味を素材の中までしみこませます。
この甘えびうに漬けは15尾入りで3150円。
だいたいお酒の肴としてお楽しみいただくのに、二人で食べていただくのに良い量かと思います。
時期の甘えびの甘みと、汐雲丹の旨味がちょうどよく合わさった旬の物。
どうぞご賞味くださいませ。
9月から福井では底引き網漁が解禁となり、甘えびがたくさんとれ始めます。
今年も越前港でとれた甘えびで作った「甘えび昆布〆」「甘えび飯の素」の販売開始です!
先日甘えび昆布〆の販売開始予告をさせていただき、それから数日お待たせいたしました。
新鮮な甘えびがたくさんとれており、今年は豊漁の予感です。
先日ご紹介しました甘えび昆布〆は越前港でとれた甘海老を1尾1尾殻をむき、昆布でしめて作ります。
昆布に水分がとられて、昆布のうまみが甘えびに移ります。
ワサビだけつけてお召し上がりいただきますと甘えびの甘みが大変濃厚で、昆布のうまみも濃く感じられる一品です。
そして甘えび飯の素は一昨年から販売を開始いたしました季節の炊き込みご飯の素です。
甘えびの剥いた身を具材として、剥いた殻と頭を低温焙煎し香ばしく乾燥させます。
この殻と頭がミソなのですが、それらをダシパックに入れてそのままおダシを取るために炊飯器に米と一緒に入れて炊いていただきます。
入っているのは残りはお酒と醤油と昆布一切れが入った調味料のみ。
自然なお味付けなのですが炊飯中の甘えびの香ばし香りが部屋中にひろがり大変おいしい炊き込みご飯が炊きあがります。
炊くのにすこしコツがいります。
まず2合のお米をとぎ、水加減をする前にお酒と醤油と昆布一切れが入った調味料をいれます。
それから2合分の目盛りまで水を入れます。(逆にすると調味料の分水分が多くなりべちゃべちゃしてしまいます)
そして殻と頭が入ったダシパックを入れるのですがこの時も一つコツがあります。
ダシパックは水に浮くため、少しだけ指で押さえて沈めてあげることです。
ご飯に埋めると炊き上がりに取り出すときにご飯がついてしまうので、水に少し沈めるだけ。
このひと手間でおダシが倍以上でます。
9月から翌年春前ころまで販売します甘えびの商品たち。
福井の秋冬の味覚をお楽しみくださいませ。
早いものでもう9月にはいりました。
先日夏が来て暑くなったと思ったばかりだったのですが、最近は秋風が心地よくふく日が増えてきました。
時間のたつのはあっという間です。
その季節ごとの美味しいものを食べて、しっかりとその時を楽しまねばと思います。
今日はまだ予告ではありますが秋に美味しい「福井産甘えび」を使った天たつの「甘えび昆布〆」をご紹介します。
毎年9月になりますと福井では底引き網が始まります。
この網でとれ出すのが甘味濃い甘えびです。
秋のこの時期から年明け春前ころまでとれます。
今の取れ始めの時期の新鮮な甘えびを手で一匹ずつ殻をむき、昆布でしめて木樽に詰めていきます。
甘えびの甘みと昆布のうまみがとても濃い一品。
昆布の自然な塩気がきいているため醤油などはつけずにワサビだけすこしつけて食べていただくと昆布のうまみと甘海老の甘みをより濃くお楽しみいただけるものになっております。
実はここ最近日本海がシケ模様のため甘えびが取れておらず甘えび昆布〆の販売までもう少々お待ちいただくのですが、近日中には販売を開始できるかと思います。
ぜひ福井の美味しい季節をお楽しみくださいませ。
TEL: 0776-22-1679
FAX: 0776-25-1865
天たつ 若女将天野雅代です
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