2015年の「ずぼがに」漁の解禁が2月1日からとなっており、解禁まであと二日、ただ今天たつにてご予約承りしております。
「ずぼがに」は福井で食べられる独特のズワイガニです。
福井で有名な蟹といえば「越前蟹(えちぜんがに)」。
こちらも福井の海で取れたズワイガニの事なのですが、「ずぼがに」はズワイガニが脱皮して間もない若いズワイガニの事を言います。
ズワイガニは何度も脱皮を繰り返して体が大きくなっていきます。
その脱皮直後はまだ殻が薄く、身も殻の大きさに追いついておりません。
殻の継ぎ目もまだしっかりとしていないため、塩水でゆでるとミソが流れ出てしまうため「ずぼがに」には頭がつかず足だけの販売となっています。
この「ずぼがに」は殻が薄いため手で簡単に折れます。
バキっと殻を豪快に折って、引き抜くと殻に身の大きさが追い付いていないのと水分を多く含んでいるためズボッと身が抜けます。
この小気味よく身が抜けるさまが「ずぼがに」の名前の由縁でもあります。
味わいはとってもジューシーで甘みが多く、お酒の肴としてもご飯と一緒でも美味しい蟹。
この時期限定になりますので皆様にもぜひ味わっていただきたい一品です。
私も個人的に2月1日の解禁日が大変楽しみなんです。
「ずぼがに」をより美味しくいただくために、ただ今福井の美味しい地酒を品定め中。
この待っている時間も楽しみの一つなんですよね。
最高のお酒が用意できて、旬の「ずぼがに」を口いっぱいに頬張りよくよく味わって飲み込んだ後に、燗のお酒を飲む。
考えただけで至福。。
心待ちの「ずぼがに」解禁日、皆様もぜひ美味しいお酒と、ご飯のお供として旬の「ずぼがに」をお楽しみいただけたら幸いです。
「天然ぶりヅケ」「天然ぶりたたき」は旬の天然ぶりを使いお酒の肴にも、ご飯のお供にも美味しくお召し上がりいただけるよう仕込んだ1,2,3月に天たつがお勧めする旬肴です。
日本海でとれる天然ぶりは11月頃から、年を越えて2月末頃までとれます。
その間天然ブリは脂がのっていてとても美味しいのですが、年末は欲しい方が増えるためどうしても
価格が高くなりますが、年があけて1月半ば以降にとれる天然ぶりは脂ものっていて身もしまり美味しく、買い求めやすい価格に落ち着きます。
天たつでも仕入れた価格で商品価格をつけているため、年末の「天然ブリヅケ」「天然ブリたたき」の価格に比べて販売価格を落とした形でただ今ご提供しています。
今の天然ブリは価格が落ち着いているうえに脂ののった大変おいしい時期でこの時期(1月後半から2月にかけて)の「天然ぶりヅケ」「天然ぶりタタキ」はおすすめです。
「天然ぶりヅケ」は脂ののった天然ブリを一口大の切り身にして醤油をベースにして作る甘味のあるたれに漬け込み仕込みます。
解凍してそのままお酒の肴やご飯のおかずとして食べていただいても美味しいのですが、ご飯にのせてぶりヅケ丼にしていただくととても美味しく、そのための後かけダレを一緒につけてあります。
「天然ぶりタタキ」は100gのブロックに切り分けた天然ぶりの表面に山椒をなじませて表面だけあぶり、中は生の状態に保つためすぐに氷水で冷やし仕込みます。
それを一口大に切りパッケージをしてあります。
特製ポン酢ダレがついており、こちらも解凍してそのまますぐにお召し上がりいただけます。
炙った香ばしさと、天然ブリのとろりとした油の旨味、そしてさっぱりとしたポン酢ダレでお酒にもご飯にもとてもよく合う一品です。
解凍の仕方は冷蔵庫で一晩おいていただいても良いのですがお勧めは流水解凍です。
3,4分で解凍できるのですが、中心に少しだけ硬さが残る程度に解凍をしお皿に盛っていただくとちょうど良い食べごろになるかと思います。
個人的なお勧めでいいますとお酒の肴で食べるならさっぱりとした「天然ぶりタタキ」、ご飯と一緒に食べるなら甘みのある「天然ぶりヅケ」が良いかと(^^)
この時期だけの販売になります旬の「天然ぶりヅケ」「天然ぶりたたき」をお楽しみいただけたら幸いです。
1月5日に東京で、1月7日に大阪で開催されました料理王国様主催のイベント「新年シェフ交流会」に福井県の食材をご紹介するために参加をさせていただき、天たつの「越前仕立て汐雲丹(しおうに)」「粉雲丹(こなうに)」「雲丹塩(うにしお)」「海老塩(えびしお)」をご紹介させていただきました。
この「新年シェフ交流会」は関東、近畿、そして日本全国から和、洋、中華などレストランのシェフの皆さんがシェフ同士の交流と他の方の技術を学びに集まる年に2回あるうちの1回目のイベントです。
東京、大阪会場合わせて200名弱のシェフの皆さんが一堂にあつまる大変にぎやかな会でした。
その中にはテレビで見るような有名なシェフの方も多く、お話をさせていただく中でとても勉強をさせていただきました。
商品をご紹介する中で人気があったのが雲丹塩と海老塩でした。
越前仕立て汐雲丹と粉雲丹も好評だったのですが、お店で使うには値段が少々高いということで、求めやすい価格で雲丹の旨味と磯の香りのする「雲丹塩」と甘海老ミソのコク深い「海老塩」が人気をいただいたようです。
どんなお料理に使えるかを聞いていますと、雲丹塩はパスタとからめたりソースを作るときの塩の代わりに使って磯の香りを加えるといった使い方をお聞きしました。
海老塩もやはりソースを作るときの隠し味としての使い方が多かったのですが、蒸した野菜に海老塩をかけて食べる、アイスに練りこんで海老のミソの風味のきいたスイーツを作る、といった声もお聞きしました。
さすがプロの料理人の方ばかりで私には想像もしないような使い方をいくつかお聞きすることができました。
本当に実りの多い2日間になりました。
一般のお客様にもそうですが、今回お会いしたような調理のプロの皆さんにもお使いいただけるような商品のご提案をしていきたいと思います。
このたびは本当にたくさん勉強をさせていただきまことにありがとうございました。
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天たつ 若女将天野雅代です
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