4月に福井でとれる手のひらサイズの小鯛を天塩で干し、一夜干しにしあげた小鯛一夜干しを天たつ片町本店、天たつプリズム福井店、天たつHPにて1枚324円税込みにて販売を開始しました。
今とれている魚ですので、とれなくなったら販売終了となります。
小鯛ささ漬でも有名な福井の小鯛のウロコ、内臓をとり塩をふりかけてなじませて、寒風に当てながら干し上げた天たつの小鯛一夜干し。
塩気は薄めで小鯛の味が濃いです。
ただ、手のひらサイズのため骨が多く感じ食べにくいです。
でも、この身は本当に美味いです。
焼き方はといいますと、ベストは魚焼きグリルです。
グリルのない方はフライパンにアルミホイルを敷き、その上で焼いても大丈夫です。
じっくり、しっかり焼くのがコツです。
オススメの食べ方は香ばしく焼きあげてお酒の肴にすること。
ご飯のおかずとしてでも良いのですが、骨が多いため慣れていない方はなかなかご飯が進まないことが在るためです。
ではなぜお酒の肴だと良いのか。
しっかりと焼いた小鯛一夜干しを箸や手でむしりながら、骨を取り身を食べ、お酒を飲む。
そしてまた身を箸でほじくる。
お酒をじっくりと時間をかけて飲むのに調度良い作業かと思います。
細かな骨をとり、完璧に仕上げた身を頬張る瞬間の嬉しさと、噛み締めた小鯛の甘味は、格別です。
ぜひご自身のお酒の肴に、またご主人の酒のおつまみに季節の小鯛一夜干しをご利用いただけたらと思います。
福井の4月の海藻で菅藻_すがも_という海藻があり、天たつで4月から夏の頃まで販売をしております。
菅藻は細い管状の海藻で、海の中に漂っています。
もともと浜の人たちは4月になるとこの菅藻をとって身内や近所の人たちだけで食べてしまっていました。
取れる量が少ないということも有り、福井県の中でもほとんど知られていない菅藻。
浜の人たちだけで食べてしまって、外に出なかった理由はその美味しさにもありました。
菅藻は潮のさわやかな香りと海藻の旨味が豊富に含まれており、ご飯にのせて食べると本当に美味しいです。
先日この菅藻の調理試食会を天たつで行いました。
その時の食べ方は、
①そのままちぎってたべる
②フライパンで軽く炒って食べる
③熱したごま油にサッと通して食べる
でした。
全て食べ終えて、皆に一番美味しい食べ方を聞きましたところ、だんとつで③「熱したごま油にサッと通して食べる」でした。
この食べ方、実は菅藻をとっている海女さんに教えてもらった食べ方でした。
海女さんいわく、
「フライパンでごま油をちゅんちゅんに熱くして、そこに菅藻をさっと通してご飯にのせると美味いわ。あるもん孫らが全部食ってまうんや」
菅藻をごま油で炒りますと、香ばしい胡麻油の香りと潮の香り、そして旨味がさらに増したように感じました。
ぜひ皆様にもこの菅藻、ご飯にのせてご賞味いただけたらと思います。
2016年も越前海岸でとれる春の香りの海藻「菅藻_すがも_」がとれ、天たつ片町本店、天たつ福井駅プリズム福井店、天たつWEB店にて販売を開始いたしました。
毎年4月ころになると福井県越前海岸で取れ始める海藻「菅藻_すがも」。
名前の通り細い管のような形をした海藻で、年によってたくさん取れる年とほとんど取れない年がある、とっても気まぐれで、大変旨味濃い海藻です。
この菅藻、海から上げて真水でよく洗い、網の上に平らに並べて天日で板状に干し、手幅いっぱいくらいの大きさに切りそろえて天たつでは販売しております。
食べ方はと言いますと、一番のオススメはご飯に揉みかけて食べる食べ方。
封をあけてそのまま手でもみ崩し、ご飯にかけても良いのですが、少しあぶるとまた香ばしい香りが出て、パリパリ感も出て美味です。
私の個人的な食べ方のオススメは「ごま油でさっと炒める」こと。
フライパンの上にごま油を引き、熱してその中にさっと菅藻を通します。
目にも鮮やかな緑色と、大変パリパリとした食感、そして香ばしい胡麻油の香りと菅藻の旨味があいって大変美味です。
それをご飯に揉みかけたら・・・最高です。
お酒の肴にもいけます。
ぜひ一度お試しいただけたらと思います。
ご飯にかける意外であればサラダにふり掛けたり、パスタにふり掛けたり、お味噌汁に入れても香りがよく美味しいです。
常温で3ヶ月と日持ちのする商品ですので(開封後も同期間OK)使い勝手もよく、ちょっとしたギフトや手土産にも喜ばれる品かと思います。
福井県越前海岸で今の時期4月頃にしか取れない春の海藻スガモ。
ぜひご賞味くださいませ。
TEL: 0776-22-1679
FAX: 0776-25-1865
天たつ 若女将天野雅代です
お気軽にお電話でもメールでもお問合せくださいませ
担当者よりご返信させていただきます